個人事業主になるには何をすべきか?

 私は個人事業主の登録をしています。ただし、開業後四年間収入・収入ともに0円です。

 活動していなかった訳ではありませんが、ニーズのない仕事をしていたのだと思います。

 今年から、事業の幅を広げたため収入が入るようになってきました。(ただし、支出は基本0円です。)

 

 

 私が事業を始める時に、こだわったのは、収入もないうちに、支出はしないことです。

 初期投資が必要で、ランニングコストがかかる仕事はニーズがなかったら破綻します。四年も無収入で許されるのは、支出がないからです。

 

 ただし、厳密に言えば、専用の携帯電話が月2000円かかっていますが、個人事業主は携帯電話の契約が困難なため、個人として使用し、会社の所有ではありません。他にも用意するものは、小遣いでやりくりしています。

個人事業を始める時に行うこと

 以下に書くことは仕事内容などで異なるため、同一とは限りませんが、普通に考えるとこうなるだろうと思います。

【まず大切なこと】

・お金は収入のメドがつくまで極力使わない。

・事業計画を作る(自分が全体像をイメージするために絶対に必要です)

⇒事業規模がどれくらいの時点で何を買う、雇用をどうする、会社組織に変えるなど、規模に応じた計画をイメージしておかないと失敗します。

 これらが出来ないのならば、その時点でやめておいたほうがいいです。

①事業計画を作る

 決まったフォームもありませんので、カテゴリー毎に箇条書きでも構いません。

 私はエクセルで月毎に区分して、10項目程度のスケジュールを作り、その途中でやるべきこと、投資時期と推定費用、必要人員とスキルを主にまとめました。

 事業計画と言葉で書くとすごいもののようですが、旅行プランを作るのとたいして変わりません。

 

 これをしっかり作ることで、自分の方向性を明確にすることが出来ます。

 

 私は、この事業計画を作るのに2ヶ月かけました。最初は100万円くらい初期投資は仕方ないと考えていましたが、先々を考えているうちに、収入あるまでは最低限の投資しかしないという方向に考えが変わりました。

 お金は使わないが、自分の空き時間はとにかく事業に使いました。

 




 

 

②ホームページを作る

 私は事業計画を考えて全体をイメージした時に、一番最初にやるのはホームページを作ることでした。

 これにより事業計画が更に具体的になり自分の作りたいイメージ固めの役に立ちました。

 何故ホームページなのか?気付かないならば、その時点で事業始めるのは難しいと思います。全体のイメージしたら、まず必要だと思うはずです。

 私はホームページ作りに約4カ月使いました。業者は使いません。自分でブログを新規で作り、ホームページに似た作りに徹底的に改造しました。当然、全く無知でしたから、ブログ改造の勉強が必要で時間がかかっています。

 外部委託したら、お金かかります。つまり確定申告が複雑になる。分からないと税理士に相談。更にお金かかる。となり、収入も支出もないほうがいいと思いました。

 ここまで準備に6カ月かかっています。

③人の確保

 当面仕事は来ないと思っていましたが、仕事が来た時に対応出来るように声かけして、確保出来る状態に根回しはしました。(サラリーマンですので、昼間に電話対応する人材は必要な可能性がありました)

④パンフレットを作る

 ③と同時平行で行いましたが、会社のパンフレットを作りました。

 これは1週間くらいで出来ました。

 というのは、ホームページを先に作っているので、重要部分だけ抜き出して簡単に作れるからです。

 厚紙の光沢紙を使うだけで、まるで印刷屋に依頼したようなレベルのものが出来ます。

 私はとにかく事前のイメージを細部にわたり固めたので、事業計画を作った後は計画に沿って行動しただけです。

 パンフレットを外部に委託する気など全くありませんでした。

 パンフレットというもののイメージはどういうものでしょう?

 10ページくらいの製本されたものですかね?

 私も最初はそんなイメージでした。しかし、とにかくお金かけない。自分の自由時間を使う。

 そう考えると、イメージはひとつ。

 A3の用紙に両面印刷して、真ん中で折るだけ。それだけで立派な会社パンフレットになります。(実際、ある県に事業者登録の申し込みをしたら、パンフレットが必須でしたが審査通り県のホームページに事業者紹介されました。約50社登録されてた中で、株式会社じゃなく登録許可もらえたのは自分の会社だけでした)

 

 私の場合、事業計画を作っている時に、ここに申し込みをすることを決めていました。登録すると紹介される。つまり、ホームページを持っていないと登録の意味がないということ。

 登録後、そこからのホームページへのアクセスは非常にありました。(仕事には結びつかなかったですが)

⑤電話を用意・名刺を作る

 個人事業主は電話料金を経費にするのは難しいです。経費に出来ないなら自分の電話を併用でもいいかもしれません。

 私は、私的な電話は格安スマホのため、大手電話会社の最安プランで用意しました。

 理由は、お客様が大手電話会社の場合、キャリアメールがないと迷惑メール扱いされて届かない可能性があるからです。

 また、当たり前ながら名刺が必要ですが、作るならこのタイミングです。もちろん手作りです。とにかく費用かけない。

 何故名刺がこのタイミングでしょう?

 すぐ分かることです。名刺に社名と電話番号とメールアドレスとホームページURL を入れる必要があるから、最初に作れないでしょう。

 

⑥個人事業主届けを出す

 パンフレット完成後、初めて個人事業主届けを税務署に出しました。必ずしも、タイミングはここでなくても良かったですが、たまたま年始になったため、タイミング良かったから出しました。(確定申告が一年遅らせれましたし)

【注意1】

・個人事業主届けは2通同じものを書き、「1通は返却下さい」とすべきです。控えがないと後々困ります。また、個人事業主届けは管轄する市の税務署に出します。受理されたら、押印された控えが返ってきます。

【注意2】

 個人事業主届けを出したら2ヶ月以内に青色申告事業主届けを県税務署に提出しなければなりません。しないと青色申告事業者になれないようです。

 青色申告事業者は年間65万円まで控除されますので、間違って儲かったら痛いです。(届け出さなかったら白色申告になり、20万円を超える副収入が雑所得になり50%税金)

 ただし、私のように四年間無収入だと白色申告で問題なしです。

 収入が少しでもあれば青色申告は複式簿記で記入しなければならず、不慣れな方は税理士に10万円とか払ってお願いすることになる。つまり、ランニングコスト増え儲からない。

 なお、青色申告は無収入でも確定申告を必ずしなければなりません。白色申告ならば無収入なら確定申告しなくてよい。(知り合いの税理士に聞いた)

 私は青色申告でも0書くだけだから困らなかった。

⑦銀行口座を作る

 個人事業主として屋号で銀行口座を作るには、名刺、印鑑、ホームページとパンフレットと個人事業主届けのコピーが必要だと思います。(銀行によって違う)

 印鑑は社名入ってなくて大丈夫です。

 銀行は「屋号+個人名」で口座開設されますので、自分の名字の印鑑で大丈夫。

 ただし、振り込みは「屋号」のみだと出来ません。「屋号+個人名」か「個人名」だと振り込み出来るようです。

 それでは意味がないと思うかもしれませんが、個人と事業収入を切り離すためには必要です。確定申告で私的なものと切り分けが必要です。

 事業計画を考えた時に口座作る必要くらいは気づくと思います。口座作るために何が必要か調べたら、何を用意する必要があるか分かるはずです。

 お金使うことより、計画的に準備することが大事なことに気づくと思います。

 私は、とあるネット銀行に口座を作りました。振り込み手数料も安いし、お客様にもありがたいでしょうから。

 もちろん、近くの支店のある銀行口座も作ろうと思いましたが、収入ないうちは不要で、まだ作っていません。

 入金はネット銀行、管理用は支店のある銀行とするつもりでした。

 

 ここまでして、ようやく事業が始められます。

 考えて、事業開始まで1年かかっています。

 

 これくらい、時間かけ順番も明確にイメージできないと、落とし穴に気づきませんので事業が成功するとは思えません。

 

 事業計画が極めて重要です。

 今年から業務の幅を広げましたが、初期にじっくり考えたおかげで次の展開は早かったです。とにかく、必要以上によく考えること。これが大事です。

 考えても収入なかったです。そんなものかもしれません。

 私は、個人事業を始めるという面では非常に適切に出来ました。事業は成功していません。が、支出がないため失敗にはなっていません。

・電話必要

・レーザープリンター必要

・固定電話ひく

など、挙げたら切りないくらい初期投資が思い浮かびます。があえて支出を徹底的に抑える。そうしなければ、失敗が迫ってきます。

 良く考えましょう。

 

 




 

【最後にその他の注意】

 個人事業である程度儲かると、所得の総額で税率変わるなどで、サラリーマンは鋭い会社ならバレます。

バレた時の言い訳は用意するべき。

・投資で儲かった

・親の事業手伝わされやむを得ない

など、あらかじめ考えておくべきです。

 ちなみに、今は個人事業主届けを出すならマイナンバーを書かないといけません。が、それで会社にバレることはないです。

 

 また、最初から株式会社か合同会社にしてしまえ。と思うかもしれません。フリーならば構いません。サラリーマンの副業なら、出来ません。

 何故なら、社会保険が強制加入なのです。しかも所得に応じて、勤務先会社と自分の会社で比率配分して納めないといけないようです。会社にバレないはずがありません。

 また、株式会社は収入無かろうが、赤字だろうが毎年10万円弱の納税をしなければなりません。

 納税、税理士、電話料金など年間30万~50万円はランニングコストがかかるということになります。

 それに見合う利益なければ、やってられません。

 企業化はタイミングを見計らって行うべきです。(私個人は年間300万円の利益が切り替えタイミングかな?と思っています。65万円の控除を超えた時もタイミングかもしれませんが、金銭面では正しいけど、サラリーマンのまま副業なら、タイミングは違うかなと感じます)

 

 書いたのは、副業の場合の話です。

 いろいろ気を遣わないといけない問題があることは、調べたら、分かると思います。