ガンズを崇拝していると書きながら、ガンズを書いていなかった。ふと、書きたくなった。
この「November Rain」は、ガンズがデビュー前から存在していた曲です。
が、最終的に三枚目の二枚同時発売のアルバム「Use Your Illusion 1」に収録されました。
シングルとしては最高位3位だったと思います。
9分の曲ですが、長さを感じません。
正確には知りませんが、アクセルローズが16歳の時に作ったらしい。
私は、ガンズの海賊版CDを多数持っているので、この中に、「November Rain」の初期バージョンも複数入っています。
ギターのみでアクセルが歌うバージョンやピアノのみで歌うバージョンがあります。
初期は、この曲、後半のガラッとメロディーが変わる部分はありません。ピアノバージョンには、雰囲気が近くなっています。
この曲は2曲をくっつけた曲です。
歌詞としては基本的に女々しい恋の歌ではありますが「1人の時間が必要だと思わないかい?」など非常に考えさせる歌詞です。
歌詞とメロディーで一番好きな曲は「estranged」なのですが、「November Rain」は生きるということはどういうことか。。。悩み続けていた自分には、非常に心にくるものがありました。
私にとってガンズは、命を救ってくれた恩人だと思っています。彼らが、あの当時現れなかったら死んでいたと思います。
非常に荒れた日々を過ごしていた自分を落ち着け、死んでしまったらガンズが見れなくなる。そんな気持ちになりました。
私が夢中になったバンドは、シカゴ、ガンズ、BABYMETALの3つしかありません。(なんで外タレだけ、カタカナなんだ。)
BABYMETALに夢中になったといっても、BABYMETALがどれだけ偉大になっても私にはガンズを超えることは決してありえないです。
言ってみれば、ガンズは命の恩人です。他のバンドは、人生のスパイスにしかなりません。
今のガンズに熱い思いはありません。
ですが、不安定だった時代に自分を支えてくれた思いは死ぬまで消えないと思います。
この「November Rain」はメンバーの中では通称「レイラ」と呼ばれていたようです。
この曲はビデオで発売されています。当然私は持っていますが、完成したプロモーションビデオとこの曲の思いなどをメンバーが語っている、マニアには涙が出る価値ある内容です。
この曲は、ピアノの良さと、最後の異常なギター、全体のメロディー。全てが素晴らしい。
この曲には深い悲しみを感じます。そして最後に前向きになる。
2曲をくっつけたのは非常に価値があります。
常時、わりとピアノの音が聞こえて、音のバランスがヘビーなわりにシンプル。
ライブでは、この曲は、あまり出来がいいのがありません。「november rain 」「estranged 」は複雑過ぎて難しいと、ダフやスラッシュが語っています。
1992年の東京ドームは比較的いい出来です。
今もかも知れないけど、あのレスポールの高音のギターをライブで大音量でクリアに出す技術はないのかも知れない。ライブで物足りなさを感じるのはギターの高音に臨場感がないからだと思います。
ちなみに、ガンズが「Live Era 87-93」というアルバムを出していますが 、この中に収録されている「November Rain」は多分、東京ドームのライブです。(「estranged 」は間違いなく東京ドーム)
アクセルが語っていましたが、MTVでエルトン・ジョンと共に演奏した時に、この曲は最高の時を迎えたと言っています。
YouTubeで見れますが、本人が言うだけあって、いい出来だと思います。
ライブでは、ピアノ引きながら歌うのはこの曲だけ。
今でも、よく聞きます。この曲を聞くと、今もこうして生かされていると感じます。名曲とかそういう問題ではありません。私には人生の全てなのです。
マイケル・ジャクソン、プリンス、ホイットニー・ヒューストン、ジョージ・マイケルみんな死んでいった。
まさか、一番死んでおかしくない、ガンズのメンバーや自分が生きている。。。
世の中不公平だと思う。
ガンズと出会ったことは、人生最大の感謝です。