二年生になったのに漢字を全く覚えていない。学校に任せず自分が教えると決めた。
こうして親子で漢字との格闘が始まりました。
漢字への苦手意識を取り除くには?
まず、嫌いな気持ちを取り除くこと。集中出来る環境を作ることを考えました。
非効率なうえ、苦痛になってしまいます。
嫌いな気持ちを取り除くにはどうしたらいいか?
まずは性格の特徴を知ろう
当然ながら性格は把握しているでしょうが、学習に際し、効率的かつ苦痛にならない工夫が必要なため、子どもの特徴を理解し、より良い学習方法を考えました。
我が子の気付いた特徴
・他に気になるものがあると、気が散って嫌なことに気持ちが向かない
・鉛筆持たせ紙を用意したら、好きな絵を書いたり、楽しいことをしてしまう
・漢字を書くことがとにかく嫌い
と、まあかなり手強い。
嫌いな気持ちをいかに排除するかです。まず、これなくしては何ともならないことが理解できました。
性格に合う学習環境の確立
子供の特徴から考え、あまりやりたくない方法でしたが、寝る前に電気を消して、タブレットに自由に書けるようにし、気が散る状況を排除しました。(視力低下の可能性があるが、見えなくなるわけではないので、やむを得ずこの方法にしました)
やり始めの数日は机で勉強してみましたが、全く未来が見えず、数日でこの方法に切り替えました。
結果として、毎日10分以上、漢字学習に集中する環境を作れました。
嫌なことをやれる環境を考えることは非常に重要だったのだと、後に分かりました。
結果オーライですが、睡眠前に学習するのが一番忘れにくい。(実験で実証されていて、自分が学生時代に睡眠前学習が効率的なことは体験して知っていました)
電気を消して、入ってくる情報を減らし、寝る前の忘れにくい状況で勉強する。
今思うと、非常に利にかなっていたと思います。
効率的な学習方法の確立
環境は作れたので、効率的な学習方法を考えるだけ。
ですが、これが非常に難しい。
徹底的に漢字を眺め、タイプごとに分類し、覚える技を一文字ずつ考えました。
途中段階ではありますが、一年で「一二三」しか覚えなかったのに、1ヶ月たたずに65文字覚えることが出来ました。
【参考に学校の学習方法を調べました】
学校は、まず、漢字をなぞる。続いて下の空白に書く。
それで終わり。
つまり、見て下に書くだけ。嫌いなのだから覚える訳がない。
時間をやり過ごすのなら出来てしまう甘い環境です。
書いた気になるだけ。言ってみれば、他人の車に乗っているだけでは道が覚えられないのと似たようなもの。
学校とは全く違う切り口でやることにしました。
覚えるためには手段を選ばない。
各漢字をいかに覚えるかだけを追求し続け、完成させて行きました。
試しに実行してみたら、簡単に覚えるケースがある。次々と考えると、子どもは楽しくなってきているのを感じました。
考え出した方法は、自分の子どもには目覚ましい効果がありました。
現段階では、まとめきれていないし、二~六年生まで完成させ学習するのは、まだまだ遠い道のりですから、完成したら段階的に販売はしようと思います。
自分の能力にかかっているから必死です。
子どもと真剣に向き合うと、意外な発見があるものです。
楽しく学習出来ないと、ここまでのハイペースで漢字を覚えることは出来ないと思います。
手探りで始め、どうなることかと思いました。毎日30分以内で1ヶ月で全80文字行けそうです。(1ヶ月よりは少しかかっていますが、5週間では覚えられそう)
自分が作ったアイテムを最初から使ったら、多分1ヶ月で覚えることが出来ただろうと思います。
偶然知って、試しに使って効果あれば、それでいいです。みんな使ったら、むしろ困ります。
欲しい要望あると、気合いも入りますが、自分の子どもが覚えると、無理に作る必要ないかと思ったり。
勉強教えることが最重要なので、事後でアイテムを作るのはなかなかモチベーションが。。。
要望されるかたは、問い合わせから連絡いただけるとモチベーションになりますので、良かったら声を届けて下さい。