いかに効率的に漢字を覚えるか(記憶方法考察)

 漢字が苦手な我が子は、とにかく覚えない。嫌だから余計に頭に入らず覚えない。

 

苦痛な漢字学習は子供は簡単に忘れます

 

 実際、学習を始めたころは、その日は書けても翌日には全く思い出さない。

 つまり、記憶されていない。ということが続きました。

 

 要は、嫌なことを早く終わらせ、解放されたいだけ。

 従って、超短期記憶されるが、すぐに消去されている。

 

 正直、反復練習だと考えていたので強制や叱って学習を始めたのは事実です。

 しかし、非効率で苦痛。ますます漢字嫌いになる。つまり、そんな学習は価値がない。

 

 初心に返り、考えました。自分の漢字に限らず学習するための方法はどうだったのか。

 

自分は、どうやって記憶していたのだろう

 

 自分の記憶方法を学生時代を振り返ってみたら、以下の方法を使っていました。

 

①根性で覚える

 いわゆる100回書け!というやつ。

 これを強要する親は、良く考えるべき。自分の気持ちで根性学習をやるのならいい。

 強要されてやるのなら意味もなく効果も薄い、もはや虐待だと思います。

 今振り返ると、比較的短期の記憶効果はあるが記憶に刻み込まれる技ではない。さらに、子どもには苦手なものでは、やる気も効果も見いだせない記憶方法です。

 

②関連付けて覚える

 道を覚えるようなケースが当てはまると思いますが、信号の先のラーメン屋を右に曲がって五軒目。というような流れで覚える。

 この方法は比較的覚えやすく、記憶にも比較的残りやすい。ただ中期的記憶という印象で、使わないと忘れやすい記憶方法だと思います。

 

③精神的苦痛を与えて覚える

 タイトルの時点で子ども向きじゃないですが、私はどうしても覚えられない時に最後に使った手です。例えば、「基本的人権の尊重」と書き、鉛筆を太ももに刺す。

 むちゃくちゃ痛く、出血するけど、とりあえずテストまで記憶には残る。が、当然時が経つと記憶から消える。

 一夜漬け向きかつ、最終手段で当然ながら子どもに使うのは論外。

 

④語呂合わせ

 いわゆる「いいくに 作ろう鎌倉幕府」というやつ。

 はっきり言って、学生卒業して、実生活で全く使わない無駄な年号の知識。

 だが、全く忘れていない。

 はっきり覚えてないけど、覚えやすいフランス革命は1789年だったような気がするけど、当時簡単な年号のために苦もなく覚えたが、今だと自信持って正しいか分からない。

 そう考えると、語呂合わせの記憶方法は、とにかく必要ないくらい忘れない。

 ファチマー朝だったかな?ヨーロッパの歴史の王朝。同級生が「どうちまちょう?ファーちまちょう」とか言って笑っていたら、試験数分前に自分は覚えてしまった。そして未だに覚えている。

 この方法は、楽しく、長期間に記憶に残る。

 ②と④をメインに漢字を覚えればいいのかな。

 そう思って漢字を眺めて、いろいろ思い付いたことを試しにやってみたら、まあ、簡単に覚えること。

 全然意味分からない語呂合わせでも面白いと語呂合わせ含めて覚える。

 つまり、漢字を覚えるのではなく、覚えるのは語呂合わせ。

1192年に鎌倉幕府が出来たことを覚えたのではなく、「いいくに 作ろう鎌倉幕府」を覚え、テスト時に応用変換しているのは自己分析しても間違いない。

 関連付けで覚えるのも、かなり簡単に覚えて忘れない。

 

 学校の先生が、「そんな技使うなんて、思いつかないです。」と驚かれましたが、「これが愛情というものでしょう?先生に同じ愛情で接しろとは言えませんし。」

 完成したら試しに他の子に使わせて下さい。と。

 

 そうか。。。そんなにすごい発想なのか、必死で気付かなかったけど。

 

 確かに、常用漢字80文字を関連付け、語呂合わせするなんて、とてつもない重労働で普通しないと思う。はっきり言って、気が狂うくらい大変でした。

 

 愛情がないと出来ないでしょうね。

 

 普通じゃない。そうかも。でも、だからこそ価値があるんだ。

 約1ヶ月、子供が寝たら、漢字を眺めて考え続けました。ここまで真剣に向き合うことは、自分の勉強でもやらなかったですから。

 

 最初の手探り期間が10日ほどあったから、方針固まって開始してほぼ1ヶ月。土曜日の夜に80文字全てを一気に書きました。(この時だけは30分以上かかっています。)

 

 でも、その瞬間は全部覚えたのは間違いない事実。

 でも、一年生の漢字を忘れないように定期的に確認することと、様々な読み方の勉強も考えると、3ヶ月は必要かな?

 1ヶ月で覚えることは確かに出来ました。でもそこで完了にはならない。この先の応用ではじめて自分のものになる。

 好きな本が自分で読めたりするようになると、学習も意欲的に効果的に作用するだろうと予想出来ます。

 この応用については、子供の好きなものの違いがあるからアイテムにしても使えないだろうし、アイテムにすることが困難だと思いました。

 

 当然、続けて二年生の学習に入っていかないといけない。二年生の常用漢字は160文字。難易度と量を考えると、盆明けからやれば、年末には二年生も覚わるだろう。

 同じように応用学習期間を考えると学期末に完了が精一杯だと思いました。

 来期三年生と四年生の漢字を覚えれば、一年以上先に行く。

 この計画ならば、スケジュール的に決して厳しくはない。

 相乗効果も加わると最高な学習になったら三年生のうちに6年生の漢字まで行ける気もする。(三年生以降は常用漢字も200個以内で覚える数は増えないから。)

 

 そこまで、頑張ろうとは思いません。が、さっさと覚えたら、いっぱい遊べばいいし、効率良く学習することは、時間を有効に使えることになります。

 

 何はともあれ、とにかく見るのも嫌だった漢字が、今は楽しく学習出来ている。

 気持ちを向けなかったら絶対に覚えないし、1ヶ月では覚えることは無理だと思います。

 

 相当悩んで考えて勉強始めたけど、環境も方法も最高効率の方法を確立出来た自信はあります。

  

 発想が普通じゃないのは私の長所ですから。

 

 しかし、この方法が誰にでも効果あったら。。。学校も塾も要らないよな。(勉強という面では)

 

 あと私、小学生に塾なんて行かせる気は毛頭にもありません。時間の無駄遣いだと思っています。

 

 そんなことしても、大人になって何も残らず、小学生として幸せに心豊かになる貴重な時間を奪っているだけだと思っています。

 高校くらいで、本人が必要と感じたら塾も有益かもしれません。

 私は親に強要され高校時代に塾には行きましたが、全く無駄だと思っていました。往復時間も無駄、塾で勉強などしませんでした。ただ、親の満足のために行っただけ。(本音なら、自分に塾の代金くれ。自分で勉強するからと思いました。)

 

 

 話題が反れました。今の時代で良かったと思ったのはタブレットのお絵かきソフトで、自由に書け、瞬時に消せること。

 私の子どもの場合、嫌さ加減が尋常じゃなく、紙と鉛筆では全く通用しなかった。(今は嫌いな気持ちが小さくなり、初期ほどの拒絶反応はない)

 いい時代だと思います。

 

 真剣に勉強しても、半分の人間しか大学に入れなかった時代を過ごした厳しい時代の自分には今の子供はうらやましいです。勉強しなくても入れる大学ありますから。

 

 逆にあの時代だったから、覚えるためなら、足でも手でも刺して覚えましたけどね。テスト前は、本当に出血したし、覚えなかったら、壁に頭ぶつけてでも覚えたから。

 

 自分を傷つけてまで覚える人間はあまりいないから、そこまでしたら他人より優位だった。(覚えられない時は足に鉛筆刺すよって見せたら、友達が呆れてたけど。)

 

 最後は根性です。でも最初から根性じゃない。最初は頭使って賢い技使うべき。

 ましてや、子どもに根性を望むことが間違いです。

 油揚げぶら下げる手段もあるでしょうけど、ゴールがあまりに遠く、それには漢字学習は向かないと思います。

 

 絶対の基本として、子どもが楽しく学習しなくては、頭に効率良く入ることはないです。

 結果的に叱り、覚えたとして、幼少期のトラウマになりかねない。

 

 楽しく。これを考えることが一番大切なのです。

 真剣に考えたからこそ気付けました。

 100回書け!と言っているかた。恥ずかしいと思って下さい。(ただ、あまりにも何回も忘れる漢字は、最後の手段として100回書け!は私もやりましたよ。ごく一部ですけど。)