クソ野郎スコットランドに失望したものの、気になるのは事実。
スコットランド戦は後半から結果的に見ました。(私は重要な司会があり、帰ったら奥さんがテレビつけやがった。)
従って、リアルタイムでは、後半の最初のトライしか見ていません。
あのトライの瞬間「ざまーみろ!」って感情でした。
こういう心でラグビーを見るのは失礼だと思っています。
あの試合はよく勝ったと思います。点差は最小限ですが、実力は大差だったと思います。
何故なら、審判が理不尽なくらいスコットランドびいきの判定していました。
それでも勝つというのは相当な実力差だと思います。
とりあえず、私の心は浄化されたわけで、南アフリカはラグビーを見る人間として許される気持ちにはなったでしょう。
私は、正直負けてもいいと思っています。前回勝ったし。
でも、結果的に日本は勝ってしまう気がします。
何故か?
今日の日本ラグビーを作った原点となった、平尾誠二さんの命日だからです。
チーム全員がそのことを言わなくても理解している。
この10月20日だけは、ラグビーをやる人間には特別な日なのです。
通常以上の力がプラスされるのです。
こんな日に負けることは許されない。だから勝つでしょう。
もし、負けても平尾さんは笑って見るでしょう。
「勝つか負けるかなんて、神様が決めることで、自分の出来ることを一生懸命やって楽しめばいい。」って平尾さんは生前に語っています。
この日だけは、日本ラグビーには特別な日なのです。
それは南アフリカには決して理解できない。
何で、こいつら凄まじいんだ。って感じるでしょう。
私にとっても、明日の試合は特別です。最初から最後まで、大差で負けようが見ます。
この先もずっと続いていく、通過点ですが、明日は特別な通過点だから。
平尾さんが代表選手に召集した、ジョセフさんがヘッドコーチ。
きっと素敵なすごいものが見れるでしょう。
平尾さんの弟子たちの活躍を見たい。
ずっと平尾さんが目指していた世界に通用するラグビーを実現したのだから、明日は結果はどちらでもいい。思い切り楽しんで、楽しませてもらいます。
平尾さんがいかに素晴らしい実力、才能、リーダーシップ、人格を持っていたのか、関わった人は皆知っている。これはすごい力です。
明日は相当すごいはず。