11/8 今更ラグビーワールドカップ回想

 私は、ラグビーは高校生の頃から好きだった。ずっと見てきた訳ではありません。日本のラグビーについて書きたい気持ちになりました。

 2011年も多少見てはいますが、気持ちは熱くはありませんでした。

 

2015年ワールドカップ

 まずは、2015年のワールドカップです。

 この時は、全て生ではありませんが、全試合見ました。 

 

 初戦の南アフリカ戦。あの有名な試合です。

 スポーツを見て、人生で一番感動し、一番泣きました。今見ても泣いてしまいます。

 あの試合は史上最高の試合です。

 メディアでも言われていますが、テクニックは封印し(テクニック足りなかったでしょう)パワーとチームワークだけで戦っています。

 南アフリカが得点するたびに、日本が取り返す。結構見事なトライもしています。

 そして、ロスタイムに入って同点のチャンスを蹴って、スクラムを選び、トライで逆転した。

 

 あの時から一貫して言えることは日本は魂を震わすプレイをする。

 世界中で南アフリカ人以外の全ての人を味方に引き込むゲームをする。

 他のチームには、真似出来ない。ピュアでクレイジーなラグビーなのです。

 

 次のスコットランドにはこてんぱんにやられましたが、サモア、アメリカには快勝しました。

 3勝1負でボーナスポイント差で決勝トーナメントに進めませんでした。

 ラグビーは各グループにほぼ強いチームが2チーム入るので、2チームが圧倒的に勝つ。残りは負け。つまり下位3チームは基本的に0勝か1勝しか出来ない。

 だから3勝1負で決勝トーナメントに行けるのが普通です。

 しかし、負けるはずの日本が3勝してしまったため、3チームが3勝1負で並んでしまった。(記憶で書いてますので違うかも)

 3勝して決勝トーナメントに進めなかった初めてのチームになったようです。

 差別的待遇の中で勝ち取ったのです。

 

 私は正直2015年の日本のほうが好きです。当然今回よりは、弱かったです。

 

2019年ワールドカップ

 

 もはや詳しく書く必要がありません。

 アイルランド戦は後半10分しか生で見ていません。(後にフルで見ました)

 開幕時、世界ランク1位、試合直前に2位のアイルランドです。

 勝つはずがないと思っていました。

 フルで試合見ると、僅差ですが圧倒的に日本が実力上でした。

 アイルランドに横綱相撲です。あり得ない。

 こんなチーム全勝するに決まっている。

 が、そう認められない自分がいました。

 サモア戦は全く危なげなし。

 スコットランドには、もはや、やりたい放題。あのバカスコットランドにやりたい放題。

 後半危なかったと言われるけど、残り10分で決勝トーナメント進出は決まったようなものだった。日本は4トライしたため、7点差以内の負けなら勝ち点16で1位通過。つまりスコットランドは3トライ2ゴールしないと敗退。

 残り10分では無理です。

 

 ただ、負け、引き分けで決勝トーナメント進出なんてことは、世界中に愛される日本には許されることではない。

 だから勝ちきって良かった。

 

 福岡はやりたい放題でしたが、チームとしては稲垣のトライでやりたい放題。

 あのポジションの人間がトライするチームなんてないない。あり得ない。

 あれは、スコットランドの精神を崩壊させるパワーがありました。

 

 スコットランド戦は日本ワールドカップの最高の試合だったのは間違いない。

 ただ、私には前回の南アフリカ戦ほどではなかった。

 

 ここ最近、いろんなニュース見ました。どこで見たか忘れましたが、日本はスコットランド戦の2日前にスコットランドの1.5倍のパワーを想定した練習をしたとか。

 試合の2日前にスコットランド戦以上の激しい練習をしたと。

 何だそれ!って思いました。

 本当なら、あり得ないし狂ってます。

 規格外です。

 

 自分も含め誰もが圧倒的実力差があったという南アフリカ戦。

 

 私も試合後には、そう感じました。ケガで限界超えていたのも確かでしょう。

 でも、実は大差でしたが、紙一重だったと今は思います。

 というのは、日本は前半3-5で折り返しています。

 あの時の引き上げる南アフリカは相当ショックな表情でした。

 そして、互いに限界ギリギリだったと思われる、次から次のミス。

 落ち着きなしでした。

 後半に何回か逆転のチャンスがあったけど、ミスで潰しました。

 それが敗退につながったと思います。

 万が一、後半早々に逆転していたら、南アフリカは攻めるスタイルに変わらざるを得なくなる。

 すると穴があく。防戦一方の展開にはならず、やりたい放題になった可能性はあったと思います。

 

 選手も圧倒的な実力差があったとは言っています。

 

 ですが、私は実力は僅差だったと思います。

 そう思わせたのは、決勝でイングランドに大差で勝ったのもあります。

 南アフリカは前半明らかにショック状態でした。

 ひとつの輝きがあったならば勝てた。そう思います。

 

 日本ラグビーは、世界中を虜にするスタイルです。これは強いです。

 真似したくても他のチームには出来ない絶対的な付加価値があります。

 

 誰が、ロスタイムに引き分け選ばずにコーチ無視してスクラム組むのか。

 世界中どこもやりません。

 

 言ってみればバカです。でもバカで泥臭くピュアな日本ラグビーだから世界唯一無比の価値がある。

 

 僕が唯一残念だったのは、クレイジーですけど、スコットランド戦で最後に蹴りだしたことです。

 私は、あの田中のパスから攻めて欲しかった。見たら分かるけど、スコットランドがあきらめています。

 あそこで攻めて、もうひとつトライして欲しかった。

 それがクレイジー日本の完結だった。(それで決勝トーナメント進出逃したら、最高のバカですけど、失敗してもそこまでは行かなかったでしょう)

 

 南アフリカに負けた日、夜中に1人で泣きました。

 もちろん試合後のスタジアムを回る姿で感動して泣きましたけど(本当あの試合NHKで良かったです。じゃないとあのシーンは見れなかった。あの試合後が今大会ベストでした)

 夜中に泣いたのは、悲しかったわけではありません。

 

 平尾さんの言葉を噛みしめていただけです。

 平尾さんの命日。

 平尾さんいわく「試合に勝つか負けるかは神様が決めることで、僕らは一生懸命やって楽しめばいいだけ。」

 

 この言葉をずっと考えていて、平尾さんが心にいた。

 きっと選手も。

 ヘッドコーチを現役時代に日本チームのメンバーに選んだのも平尾さん。今回ヘッドコーチを選んだのも多分平尾さん。

 

 クレバーでスマートで泥臭くピュアな平尾さん。

 面識ないですよ。でも大好きだった。

 だから、悲しくて、嬉しくて、素敵な1日だった。

 

 ジョセフさんは、契約するのか?

 知りませんけど、あの平尾さんを絶ちきれるのなら、たいした人間じゃないですわ。

 そんな価値のない男なら、去って結構。

 そんな人生でいいのなら。

 大事なものが何か。価値は人により違うけど、僕なら選択肢なんてないけどね。

 

 ジョセフという人間の価値を見させていただきますよ。

 

 もしニュージーランドのHC になったら、みじめな数年になるでしょう。

 そして日本のHC になったとしても次の去る時は、可哀想な去りかたになる気もします。

 でも愛されるでしょう。

 

 人間は愛されるために生きている。舞い上がらず、落ち着き結論出してほしいです。

 

 視聴率取れるからって、選手をくだらない番組に出すな。って思う。けど、お金もらえてなかった分を稼ぎ倒せ。とも思う。

 

 今を続けても、ラグビー人気は廃れると思う。

 ラグビー日本はピュアであり続けるだけでいいのさ。

 

 いい試合でいい結果でしたよ。

 

 でも僕は2015年の南アフリカ戦が最も価値ある。

 この先、日本が優勝しても多分あの試合を超えることはないでしょう。

 世界の大舞台で、スクールウォーズより、花園ラグビーより泥臭くピュアなラグビーしたんだから。

 

 BABYMETALは「かわいいは正義」

 日本ラグビーは「ピュアは正義」

 

 唯一無比が価値なのだ。

 

 長いだけのダサイ記事になった。病み上がりだから許してください。